<近況>奥山眞佐子

文教大学ビジネス同友会の皆さま

明けましておめでとうございます。
昨年は、コロナ外出自粛のなか舞台活動は出来ませんでしたが
「宮城まり子さんとねむの木学園」の作品を創りました。
ユーチュウブ配信いたしておりますので、ご覧になってください。

第一回「宮城まり子さんと私」(11:17)
https://www.youtube.com/channel/UC2iwOUJ_969OCkFw3hqt4tQ

第二回「まり子さんとガード下の靴みがき」(6:52)
https://youtu.be/OYzk4S6GkUk

第三回「まり子さんのお仕事」(8:59)
https://youtu.be/gjUHWGbm8r0

第四回「音楽で生きていこう」(7:53)
https://youtu.be/pUuc7IJ677c

短大(文芸)1976年卒
奥山眞佐子

第7回総会がオンラインで開催されました。

文教大学ビジネス同友会の第7回総会が3月20日、24人が参加しオンラインで開かれました。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、会場を設定して行う従来の形での開催を断念。苦肉の策ではありましたが、遠方からも気軽に参加できるなど、新たな可能性を感じることもできました。

同日午後4時から開かれた総会では、2019、2020年度の活動報告が行われ、

① 幹事が在学生とタッグを組んで実現した神奈川銀行のCM制作、発注元の五十嵐正理さん(経営情報1995卒)を交えて、産学連携の必要性や制作秘話も披露されました。
② すべての文教大学生を対象に実施したオンライン就活支援プロジェクトなどを紹介。就活支援では、業界や職種ごとにセミナーを開き、学生の細かいニーズに対応するなどの取り組みについての説明もありました。講師をお願いした会員からは様々な感想意見が寄せられました。

また、この日午前、大学や地域の関係者らにお披露目された、文教大学「東京あだちキャンパス」(東京都足立区花畑)についても、開設記念式典に出席した幹事が、詳細を報告しました。

*①②及び「東京あだちキャンパス」開設記念式典については、其々の詳細レポートをご覧ください。

さらに、事前に本会のホームページにアップしていた2019年度の事業報告と会計報告についての説明を実施。いずれも異論は出ず、承認されました。

この後は、まず参加者一人一人が順に近況報告。谷田貝裕さん(経営情報1984卒)は入院中からの一時帰宅で参加してくれました。これはオンラインならではの強みですね。

もう一つのリモート・メリットは地方からの参加ができたということです。今回は長野から1名、北海道から2名の初参加がありました。特に角谷尚子さん(日本文1996卒)は現役の市立中学教諭という本会では稀有な存在です。北海道では藍蓼会支部も機能しているそうで、今後はビジネス同友会との連携も確認しあいました。

後半は自由に会話する「懇親会」に。コロナ禍での仕事の在り方や取り組み方、普段の生活などについて、活発な意見交換が行われました。在宅勤務で全く出勤していないという会員もおり驚きの声が。

前出の角谷さんからは「学校現場はかなり戸惑っています。生徒へのタブレット配布もバラバラで」という報告がありました。
久保弥さん(人間科1981卒)は長年アニメーション制作現場にいますが、「問題はアフレコ。今までのように声優が全員スタジオに集まると密になるので、個別に録音するから製作費がかさんでいる」という大いに参考になるエピソードも。さらには、定年退職後の身の振り方などの話も出て、懇親会は予想以上に盛り上がりました。

総会の終わりに竹内充会長は「2021年度は秋ごろには何とか対面で第8回総会を開催し、会員の皆さんと一献交わしたいと願っています。反面、ここまで定着したオンラインツールをいっそう活用してビジネス同友会の隆盛を図りましょう。新入会員者数が足踏みしています。これも従来の口コミに加えて、オンラインをうまく使って新展開できればと構想しています。皆さん、お力添えをお願いいたします」と、今後の活動への思いを明らかにしていました。

「愛される教育機関に」 地元も期待 文教大学の新拠点 東京あだちキャンパス開設記念式典

文教大学が建設を進めていた「東京あだちキャンパス」の開設記念式典が3月20日、東京都足立区花畑の同キャンパスで開かれました。式典には、野島正也文教大学学園理事長、近藤研至文教大学学長、来賓の近藤やよい足立区長など、大学や足立区の関係者200人以上が出席。新型コロナウイルスの感染防止に細心の注意を払って行われました。

200人以上の関係者が参加

同キャンパスは花畑団地の跡地に造られ、敷地面積約4万9千平方メートル。鉄筋コンクリート5階建て、延べ床面積約2万5千平方メートルで、グレーと茶を基調とし、要所に文教のスクールカラー「誉れブルー」(「青は藍より出て藍より青し」にちなんでいる)を配し、落ち着いた雰囲気に仕上がっています。施設の一部は、地域の人も利用可能とする計画もあるとのことです。

ここに4月から湘南キャンパスから国際学部と経営学部が移転。2020年度以前に入学した両学部の学生も、神奈川県茅ケ崎市から東京都足立区に移って学ぶことになり、学生数は約1800人になります。

午前10時半から行われた式典で、野島理事長は「これで越谷、湘南と足並みをそろえて万全の体制を取ることができます。東京あだちキャンパスが学生、教職員、そして地元の多くの方々に愛される教育機関として確たる評価を頂けるよう、学園をあげて努力してまいります」などとあいさつしました。

マスク姿で登壇した野島正也理事長

一方、近藤学長は「文教大学はこれを機に三つのキャンパスを持つ一つの大学になります。どの地においても全文教(大学)のマンパワーを発揮できる、そんな大学を目指します」」などと述べました。

あいさつする近藤研至学長

体育館での式典終了後、参加者全員で屋外へ移動。近藤区長、野島理事長、近藤学長らによるテープカットが行われました。この日は朝から曇り空でしたが、テープカットに合わせたかのように青空が広がり、本学の「新たな一歩」を祝福しているかのようでした。

テープカットの際は見事に晴れ渡った

この日、キャンパス入口近くのガードレールには、足立区内の幼稚園児や小中学校の児童生徒らが作った横断幕が掲げられていました。そこには、カラフルでかわいいイラストとともに「足立区に新しい風を」「新キャンパスおめでとうございます」「見学に行きたいです」などのメッセージが書かれ、地元の人たちの本学に対する期待の大きさを物語っていました。

近隣の子供たちが作ってくれた横断幕

開設記念式典は、緊急事態宣言下での開催になったため、足立区などのガイドラインに則って運営。座席は間隔を空けて配置▽マスク着用の徹底▽入場時の検温▽入場時の手指消毒▽会場の換気―などを行いました。

東京あだちキャンパスは、東武スカイツリーライン・谷塚駅徒歩13分、同・竹ノ塚駅バス約15分、つくばエクスプレス・六町駅バス約10分です。

落ち着いた雰囲気の「東京あだちキャンパス」

(写真はいずれも3月20日午前、東京都足立区花畑で)

コロナ禍の工夫で対象拡大 就活支援イベント全学生に向け初のオンライン開催

 ビジネス同友会の会員が在学生の就職活動を応援する「オンラインキャリア支援イベントfor 在学生」(湘南校舎キャリア支援課主催)が、2021年1月13日〜15日と2月17日の計4日間、オンラインツールの「zoom」で行われ、竹内充会長以下20人の会員が講師などを務めました。今回は、大学側より対象業種の指定があったため、その分野に明るい会員へ講師役を依頼しました。

 在学生の就職支援講座として毎年実施。例年、湘南校舎で行ってきましたが、今年は新型コロナウィルス感染拡大を受け、初のオンラインによる開催を余儀なくされました。学生と直接対面しない形を取ることは苦渋の選択でした。しかし、オンラインの特性を活かして越谷校舎の在学生も参加可能にし、対象を全ての文教大学生に広げられたのは怪我の功名でした。

 参加した学生からは、「文系から(IT系の会社に)入社しても、ついていけましたか」「覚悟しておいた方が良いことや、学生のうちに経験しておいた方が良いことは」「インターンシップに応募するコツは。また、その意味は」などの質問が積極的に寄せられました。

 これに対し、講師役の会員は、「資格などは持っているに越したことはないがマストとは思わない。希望する企業のこと、その業種を取り巻く環境について勉強することが大事」、「インターンシップは、時期によっては企業側が採用活動の一環としている場合もある。タイミングを見極め取り組むこと」などと、率直に回答。卒業生から後輩への「本音の助言」は、企業説明会などでは聞けない情報が少なからずあったはずです。

 参加した在学生からは、「志望する業界について詳しく知ることができ、とても面白かった。エンターテイメント業界、ゲーム業界にさらに興味を持つことができ、自分の将来の幅を広げることができました」(情報学部メディア表現3年)、「色々な話を聞けてよかった。自分の悩みにも答えて頂けて、就職活動のモチベーションにもつながった」(文学部日本語日本文学科2年)、「常日頃からの問題意識、自分の考えを明確にしておく大切さを学びました。これからは、些細なことにも自分の考えをしっかり持ち、自分はどう思い、どのように解決したのかをノートなどに書こうと思いました」(人間科学部心理学科2年)などの感想が寄せられました。

 イベントでは、業種ごとにズームのチャンネルを振り分け、1日に最大3つのセッションを同時開催しました。参加希望者がいない業種や、20人を超える業種など、注目度はさまざま。就職活動に臨む、学生たちの業界別人気度が垣間見え、講師の側としても大いに勉強になりました。
 
 本会は今後も、在学生らが抱える就職へ不安や疑問を、少しでも払拭できるよう活動していきます。

▽各セッション別の参加在学生数一覧
(1月13日) 新聞 0名 リサーチ 2名 IT 9名
(同14日)出版 6名 ゲーム・エンターテインメント 12名 金融 2名
(同15日) 放送(テレビ・ラジオ) 8名 資格士業 0名
(2月17日)出版Web 29名

◎参加を申し込んだ在学生数(学部別・1月12日現在)
教育学部 心理教育課程 2
経営学部 経営学科 2
健康栄養学部 管理栄養学科 1
情報学部 情報社会学科 2
情報学部 情報システム学科 3
情報学部 メディア表現学科 4
情報学研究科(大学院) 1
国際学部 国際観光学科 4
国際学部 国際理解学科 4
文学部 日本語日本文学科 4
文学部 中国語中国文学科 1
文学部 英米語英米文学科 1
文学部 外国語学科 2
人間科学部 臨床心理学科 3
人間科学部 人間科学科 5
人間科学部 心理学科 6
合 計  45
※欠席者や、1人で複数のセッションに申し込んだケースがあり、参加者と申込者の実数は必ずしも一致しません。 

【湘南校舎在学生担当幹事・1998年国際学部卒 深澤利彰】  

第7回総会 オンライン開催のお知らせ

文教大学ビジネス同友会
会員各位

文教大学ビジネス同友会会長
竹内 充

こんにちは。
少しずつ春の足音が聞こえる頃となりましたが、みなさまにおかれましてはご健勝のことと存じます。

コロナ禍のなか、本会の活動もかなりの制約を余儀なくされています。
通常なら9月開催の総会パーティもずるずると様子を見ているうちに、いつのまにか活動年度末を迎えようとしています(3月31日締め)。
昨年度の「事業報告」「会計報告」のご承認をいただかないとならないのですが、このタイミングでは、まだリアルな形で総会を開催するわけにもいきません。
甚だ残念ですが、第7回総会はオンラインで繋ぐことといたしました。

◎文教大学ビジネス同友会・第7回総会
日時 2021年3月20日16時~(1時間程度)
開催 zoomによるオンライン(URLは追ってお知らせいたします)
事項 ●2019、20年度の本会活動報告(→承認)
   ●活動詳細レポート
  ①在学生との協働による神奈川銀行CM制作
  ②全在学生に向けてのオンライン就活支援プロジェクト
  =業界職種ごとにセミナーを開きました
   ●新しい「あだち」校舎の竣工報告

*2019年度の「事業報告」「会計報告」は当会HPにアップしております。
精査いただき、疑義がお有りの場合、「不承認」のご意見をお知らせ願います。
*オンライン開催故に従来の「懇親」部分が弱まりますが、逆にオンラインの良さは、いくらでも「延長」できますので個別の情報交換は如何様にも対応いたします。

ワクチンの接種が始まり、コロナ災もなんとか収束に向かうことと思います。
年末までには、次の第8回総会パーティを正常な形で再開できることを願っております。
2021年度は役員改選のタイミングでもあり、大幅な刷新も構想しています。私も含め所謂3役(竹内・芹澤・平松)は、もうそろそろ勇退の時期です。
これからの同友会を引っ張ってやるという志をお持ちの方は、ぜひ幹事会にお出でください!

*第7回総会(3月20日)はオンラインですので、何方でも出入り自由ですが、システムの規模把握のため、出席の方はbunkyo.bd@gmail.comにご返信いただけますようお願い申し上げます。