野島理事長と意見交換も 校友の交流イベントにビジネス同友会幹事出席 東京あだちキャンパスで初開催

 文教大学3カ所目の学び舎として2021年4月、東京都足立区花畑に開設した「東京あだちキャンパス」で11月5日、「文教大学学園 校友の交流イベント」が開かれました。ビジネス同友会からは竹内充会長(情報1984年卒)以下、幹事6人が出席。竹内会長が会の活動についてプレゼンテーションを行ったほか、幹事と野島正也理事長との意見交換も実施するなど、有意義な1日になりました。

野島正也理事長と意見交換するビジネス同友会幹事たち=東京・足立区の文教大学東京あだちキャンパス

 イベント当日は、さわやかな秋晴れ。紅葉の見ごろを迎えたキャンパスでは、色鮮やかな木々が出迎えてくれました。イベントには卒業生など校友会関係者が参加、新しいキャンパスを見学したり、学生食堂で試食するなどしながら交流を深めました。
 現在、東京あだちキャンパスでは国際、経営の2学部と国際学研究科の学生約1800人が学んでいます。イベント開会に先立ち、野島理事長は「校友会の交流イベントは初めて。校友と学園のつながりを深め、校友会同士の親睦も図れる場にしたい」などとあいさつ。「今日一日、楽しんでください」と歓迎の言葉を述べました。

紅葉が美しい東京あだちキャンパス

 また、教育研究棟のコモンズエリアには、大学関係の各種団体や卒業校ごとのスペースが設けられ、卒業アルバムの閲覧もできました。
ビジネス同友会のエリアも設けられ、会の活動などをPRするチラシの配布を行いました。また、サロンでは竹内会長が「ビジネス同友会では大学はもちろん、短大や付属校の卒業生の会員も募っている」などとプレゼンテーションを行い、関心を集めました。
 この日は、「『能』の実演とワークショップ」が午前と午後の2回にわたって開催されました。シテ方宝生流能楽師で重要無形文化財総合指定保持者の辰巳万次郎氏、小鼓方大倉流16世宗家の人間国宝、大倉源次郎氏らが能「葵上」を披露。実演に先立ち、お二人が能の基礎知識をユーモアを交え分かりやすく講義、普段、あまり能に馴染みのない参加者も、興味深く鑑賞することができました。超一流の古典芸能に触れたことは貴重な経験でした。

人気を集めたキャンパス見学ツアー。現役学生の楽しい解説に興味津々

 学食も無料開放され、参加者には4種類のメニューが用意され選ぶことができました。肉や魚、カレーなどバラエティー豊かで、「自分たちの頃より格段においしい」など、驚きの声もあがりました。
 野島学長とビジネス同友会幹事との意見交換では、最初にビジネス同友会から2022年4月の「旭日中綬章」受章の祝意を伝えました。その後は新しいキャンパスの話題などで盛り上がりました。さらに、話を進める中で、今後も大学とビジネス同友会の関係を密にし、在校生や卒業生にとって意義ある活動を行っていくことなどを確認しました。

試食した学食のメニューは美味しいと評判だった

(2022年11月5日「文教大学学園 校友の交流イベント」にて)

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